基礎学力テスト大解剖2023

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基礎学力テストをご存知ですか?

基礎学力テストとは…
中1・中2の2月にも実施されていますが、中3での重要度は比較できないほど大きく、
本年度の公立高校一般入試(3月6日㊋・7日㊌)の出願に向けての判定材料になります。本年度の実施は、
10月4日㊌・11月15日㊌・1月10日㊌の3回
で、5科目各100点満点です。
各科目のテスト内容は、以下のようになります。

国語

毎回、現代文(大問2つ)・古典・作文で構成されています。
教科書に記載されていない文章を、時間内に読み解く力が必要です。
作文も、条件課題や字数制限をクリアしないと、配点20点が0点の可能性大です。

数学

1問4点または5点での出題です。例年、塾生なら約7割以上は十分に得点できる問題ですが、全学年の総復習を実施しないと、ミスが多発します。確実に得点するためには“正確に解く力”が必要です。
また、教科書であまり勉強していない「解法の記述」・「問題文が長い文章題(会話文を含む)」・「誤答の理由説明」などが出題されています。

理科

第1回はすべての内容が、第2回・第3回でも約70%が、中1・中2内容です。
化学・物理・生物・地学の4分野からバランス良く出題されます。
記号の選択問題よりも、計算問題や各種の記述問題など、内容の完全理解が必要となる傾向が強くなっています。

社会

第1回の基礎学力テストでは地理と歴史のみの出題、第2回・第3回では地理・歴史・公民の3分野が、バランスよく出題されています。どの回も40問から50問程度が出題されています。
さらに、近年は、(語句を聞かれる問題だけではなく)記述問題や、年号の並べ替え問題、資料や地図を読み取って答える問題等が、増えてきています。速く正確に問題を解いていく力が、求められます。

英語

リスニングや整序問題に加え、対話文読解や長文読解が出題されています。その中でも長文問題は3題近く出題されており、時間管理が課題になります。
また長文では、内容に関して日本語で答えさせる問題もよく出題されるため、しっかりと英文の意味をとらえなければなりません。長文問題に慣れておく必要がありますが、文法演習もおこない、英作問題で失点しないようにしなければなりません。

テストの内容は、既に習っているものですが、広範囲から出題され、新傾向問題も多く、定期テストのような勉強方法では十分な結果が得られません。
高校入試までの約半年間、教科書学習と並行して、”基礎学力テスト対策”を実施していく必要があります。

昨年度は、下記のような問題がSSGの基礎学力テスト対策で的中しました!!

数学

理科

社会

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