徳島県の高校受験対策完全版【これで合格できる!】

女子生徒

徳島県の高校に進学を予定しており、高校受験対策を行いたいと考えているものの、何から始めれば良いか分からない方は多いでしょう。

効率良く受験勉強を進め、志望校合格のための学力を身に付けるためには、徳島県の高校入試に対する十分な理解や、効果的な勉強方法を理解しておくことが大切です。

本記事では、長年徳島県で高校受験生を指導してきた四国進学会が、徳島県の高校受験における基礎情報や入試問題の出題傾向をご紹介するとともに、具体的に効率的な学習方法や、合格するためのポイントについて解説します。

最後には、高校受験時によくある質問と回答もまとめていますので、すべての疑問を解決したうえで受験に臨むことも可能です。

徳島県で高校受験を行う方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

徳島県の高校入試の種類

テストを受ける学生

徳島県の高校入試には、主に下記の2種類があります。

徳島県の高校入試の種類
  • 一般入試
  • 特色選抜入試

それぞれ順番に解説します。

一般入試

一般入試とは、内申点と学力試験の結果を中心とした判断材料によって合否判定を行う入試形態のことです。高校によっては、学力試験のほかに面接が設けられるケースもあります。

徳島県における、一般入試の主な概要は下記の通りです。なお、日程については2022年に行われたものを記載しています。

出願受付日2月21日〜2月22日
志願変更日3月1日〜3月3日
検査日3月8日(学力検査)
3月9日(面接等)
追検査日3月10日
合格発表日3月16日

若干の日程の変動はあるものの、2月末に出願受付があり、その1週間後に志願変更日があると考えておけば問題ないでしょう。

また、3月初旬に学力検査があり、合格発表はその1週間程度後になることがほとんどです。

どの時期に何があるのかを事前に把握しておけば、出願時等に迷う必要がありません。上記の表をもとに、受験日程をイメージしておくことを推奨します。

なお、私立高校になると上記のほかに複数の試験日程があることも珍しくありません。それぞれの高校が、どのような日程で入試が行われているのかを事前に確認しておきましょう。

特色選抜入試

徳島県の公立高校入試には、特色選抜入試と呼ばれる形態のものがあります。

特色選抜入試とは、高校の特色に合わせて、受験生の個性や学力以外の能力も評価した上で合否の判定を行う入試形態のことです。

特色選抜入試は、先述した一般入試と日程が異なるため注意しましょう。

特色選抜入試の日程は下記の通りです。なお、特色選抜入試についても2022年の日程を入れています。

出願受付日1月24日〜1月25日
検査日2月1日
合格発表日2月5日

一般入試と比べても、検査日・合格発表日ともに1ヶ月程度早く行われるため、特色選抜入試による受験を検討している方は注意しましょう。

徳島県の公立高校受験の合否基準

徳島県の公立高校受験の合否判定は、内申点と学科試験をもとに行われます。

ここからは、それぞれの合否判定に使用される指標について解説します。

内申点は195点満点

徳島県の公立高校入試における内申点は、下記の計算式で導き出されます。

(主要5教科)×(5段階評価)+(実技4教科)×(5段階評価)×2

各学年の成績を上記の計算式に当てはめ、3学年のトータルとなる数値が公立高校入試で使用される内申点となります。1学年につき65点満点となるため、3学年分で考えると、内申点の満点は195点です。

このように、内申点は学年それぞれで算出されて計算が行われるため、全学年を通じて高い評定を取れているかが、入試を有利に進めるための鍵となります。

また、実技4教科に対するウェイトが重くなっているため、主要5教科のみならず実技4教科にも注力する必要があるでしょう。

学科試験は500点満点(100点×5教科)

学科試験は非常にシンプルであり、主要5教科における学科試験がそれぞれ100点満点で行われ、合計500点満点となります。

詳しくは後述しますが、それぞれの教科で試験時間や設問数が異なるため、その点は注意しておくと良いでしょう。

また、一部の高校では傾斜配点が実施されています。傾斜配点とは、一部の教科の配点を高くすることで、学科試験における特定の教科の得点比重を高めるシステムのことです。

傾斜配点が実施されている高校では、5教科の満点が600点となり、それぞれの高校で異なる教科・配点が実施されています。

徳島県の公立高校受験対策(一般入試)

勉強する女子生徒

徳島県の公立高校受験では、それぞれの教科で特徴があるため、教科ごとの特徴を把握した状態で受験勉強を行う必要があります。

ここからは、徳島県の公立高校受験における、それぞれの教科の特徴や傾向について解説します。

国語は全部で5問

国語は5つの大問で構成されており、内容としては下記の通りです。

  • 基礎知識を問う問題
  • 小説読解
  • 論説文読解
  • 古典
  • 作文

「小説読解」では登場人物の心情理解、「論説文読解」では内容の正確な把握が求められるため、適切に文章を読む力が求められます。

古典では、ここ数年は古文が出題されており、語彙や文法に関する問題や、現代文の読解と同様に内容把握に関する問題が多く出題されています。

また、徳島県の公立高校入試の大きな特徴は、作文が設けられていることです。用意された資料を読み取り、自身の考えを220〜260字でまとめる問題が多く出題されています。

作文は、一朝一夕で上達するものではありません。

作文で高得点を取るために、日頃から資料の読み取りや、自身の意見を簡潔に伝える練習を繰り返し行っておくことを推奨します。

数学は難易度が高い

徳島県の公立高校入試における数学は、他県の公立高校と比べても難易度は高いです。

5つの大問で構成されており、大問1では独立小問で平易な問題が多いものの、大問2以降は応用問題が出題されます。

応用問題では、図形や関数、それらの複合問題が中心に出題されており、計算力などの基礎力のほかに思考力も求められます。

また、問題数の割には試験時間が45分と短めになっているため、スピード感を持って問題を解き進めることが必要になるでしょう。基礎問題から演習問題まで、幅広い問題に触れながら応用力を高めた上で入試に臨みましょう。

英語は4つで構成(リスニング・語彙・会話文・長文読解)

英語の入試問題は、一般的な筆記に加えてリスニングが設けられています。リスニングは音声と絵を照らし合わせて、適切な絵を選ぶ問題や対話の内容を理解した上で、質問に対して適切に答える問題などが出題されています。

また、長文読解も注意が必要です。長文を素早く・的確に読む能力が求められることはもちろんのこと、設問の中には作文や文法問題もあるため、英語の基礎力が十分でなければ得点を取ることは難しいです。

リスニング・筆記ともに英語の基礎力は求められるため、語彙や文法といった基本的な学力を十分に養成しておくことが求められます。

理科は大問5問

理科は5つの大問から出題が行われ、理科4分野からの小問が集合している形になります。難易度は決して高くないため、苦手分野を無くすための学習をすることが大切になるでしょう。

ただし、選択形式の問題のほかにも、短文による記述回答式の問題や、計算が求められる問題も出題されます。どのような問題がきても適切に回答できるように、基礎力を養成しておく必要があるでしょう。

社会は大問6問

社会は地理・歴史が2題、公民が1題出題され、これらに加えて複合問題が2題出題されます。理科と同様に、それぞれの問題の難易度は決して高くないものの、広い分野に対して基礎的な理解をしておかなければ高得点は取れないでしょう。

ただし、歴史は日本史が中心に出題される傾向にあるため、まずは日本史から網羅的に学ぶことを推奨します。

例年の出題傾向が似ているので過去問対策が重要

徳島県の公立高校における入試問題は、一部難しい問題が出題されるものの、例年の出題傾向は非常に似ています。

そのため、過去問を用いて対策を行うことが、公立高校入試で高い得点を取るために非常に大切です。少なくとも過去5年間分の過去問に取り組み、入試問題の傾向を掴むとともに、自身の理解が不足している部分を見つけましょう。

理解不足の部分を改めて学習することで、苦手を潰し、全体的な得点も高めることが可能です。

公立高校を志望している方は、まずは過去問に取り組むことで、出題傾向の把握と自身の理解不足の分野の洗い出しを行うことを推奨します。

徳島県の私立高校受験対策

勉強する女子生徒

徳島県の私立高校受験対策を行う際には、下記の2点が非常に大切です。

徳島県の私立高校受験対策
  • まずは志望校ごとの傾向を探る
  • 基本は過去問で学習する

それぞれ順番に解説します。

まずは志望校ごとの傾向を探る

徳島県で統一された問題を取り扱う公立高校入試と異なり、私立高校では高校ごとに独自の試験問題を取り扱います。

高校によっては、中学で学ぶ範囲を超えた問題が出題されるケースや、パターンが分かっていなければ回答できない問題が出題されるケースも珍しくありません。

そのため、私立高校を受験する場合は志望校の傾向を掴むことが大切です。志望校の傾向を掴まずに受験勉強を行ってしまうと、出題される問題からズレた内容も学ぶことになる可能性が高く、効率良く入試対策を行うことが困難になります。

入試本番での得点率にも大きく左右するため、受験勉強を開始する前には必ず志望校の傾向を探るようにしましょう。

なお、徳島県の進学塾である四国進学会では、それぞれの志望校ごとにクラス分けを行った上で授業を展開しています。脇町高校や城東高校をはじめとする、県下トップクラス校を目指す方にとっても、最適な指導を行うとともに効率良く学力を伸ばす環境が整っているため、効率を求めている方はぜひお気軽にご相談ください。

基本は過去問で学習する

志望校の傾向を探るためには、過去問で学習することが非常に効果的です。公立高校の受験対策と重複しますが、過去問に取り組むことで、出題の傾向を把握できる上に、自身の苦手なポイントを知ることが可能です。

過去問演習を中心に取り組み、苦手に感じる単元や部分に対して局所的に学ぶことを推奨します。

徳島県の高校受験に合格するためのポイント

勉強する学生

徳島県の高校受験に合格するためのポイントは、下記の4点です。

徳島県の高校受験に合格するためのポイント
  • 基本5教科の中でも苦手教科から対策する
  • 過去問を必ず学習する
  • 私立の場合は学校ごとの傾向を知る
  • 学習塾に通う

それぞれ順番に解説します。

基本5教科の中でも苦手教科から対策する

先述したように、徳島県の公立高校入試では様々な分野の問題が網羅的に出題されます。そのため、苦手教科・苦手分野がある状態だと高得点を取ることは非常に難しいでしょう。

まずは苦手に感じている教科の対策を行い、全体的に学習することで学力の底上げを図ることを推奨します。

過去問を必ず学習する

先述した通り、過去問を中心に学習することは非常に大切です。過去問に取り組むことで、入試問題の傾向を把握することはもちろんのこと、自分が何を苦手にしているかも分かります。

そのため、何を学ぶべきかが明確になり、効率良く学力を向上させることが可能です。

また、入試直前になってから再度過去問に取り組めば入試の練習になります。

私立の場合は学校ごとの傾向を知る

私立高校を受験する場合は、学校ごとで傾向を知ることが大切です。私立高校の場合は、学校によって、入試問題の難易度や傾向が大きく異なるため、受験勉強を行う前に、それぞれを十分に理解しておく必要があるのです。

これらを理解しておかなければ、私立高校の受験対策を行う際に、勉強すべき単元の勉強が不足してしまったり、不要な単元の勉強を行ってしまったりする恐れがあります。

私立高校を受験する場合は、必ず志望する高校の入試問題の傾向や難易度を把握した上で受験勉強に取り組みましょう。

学習塾に通う

高校受験対策として、学習塾に通うのも手段の一つです。

学習塾に通うことで、塾に蓄積している受験ノウハウを知ることが可能です。また、受験勉強のプロである講師から学べるため、最速で学力を伸ばすことも可能になるでしょう。

学習塾に通う場合は、志望校や自身の学力に見合った塾を選ぶことが大切です。自身にとって最も適切な塾であるかを確かめるためにも、体験授業などを活用した上で入塾を決めましょう。

徳島県下の合格実績が豊富な四国進学会

勉強する女子生徒

徳島県の高校を受験するのであれば、徳島県下で合格実績が豊富な四国進学会がおすすめです。

ここからは、四国進学会における実績を解説します。

脇町高校には1,600名以上合格!

四国進学会では、県内トップ校の中の一つである脇町高校に、累計1,600名以上の合格者を輩出してきました。直近である令和4年においても、29名の合格者を輩出しており、他の学習塾と比べても非常に多くの入学者を輩出していると言えるでしょう。

ここまで多くの生徒を脇町高校に導いた大きな要因は、同じく県下トップ校の一つである城東高校と脇町高校を志望する生徒に特化したコースである、「城東高校・脇町高校受験専門コース」にあります。

このコースでは、難関高校に合格するためのテストを定期的に行い、学習の漏れがないことを確認しながら学習するため、すべての分野を網羅的に学習することが可能です。

また、平時の授業の質も非常に高いため、効率良く脇町高校に合格できるほどの学力を身に付けられるでしょう。

城東高校にも約700名合格!

四国進学会では、脇町高校のみならず城東高校にも多数の合格者を輩出しています。城東高校には累計700人以上の合格者を出しており、令和4年にも8名の生徒が合格しています。

城東高校も偏差値64の難関高校です。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)にも選ばれているため、学校独自の高水準な授業を受けられるのも大きなメリットです。

まずは無料体験からご参加ください

徳島県の高校受験対策に取り組んでいるものの、どのように勉強すれば良いのかが分からなかったり、漠然とした学力上の不安を感じたりしている方は多いのではないでしょうか。

そのような方は、ぜひ一度四国進学会にご相談ください。四国進学会では、長年徳島県の高校入試を研究してきたことで蓄積されたノウハウと、実績豊富な講師が在籍していることから、効率良く学力を向上させることが可能です。

高い学力を持つ生徒も多く在籍しており、切磋琢磨しあえる環境が整っているため、より高みを目指したい中学生の方にもおすすめです。

随時無料体験を行っているので、少しでも気になる方はお気軽にお電話あるいは問い合わせフォームよりご相談ください。

徳島県の高校入試におけるQ&A

ここからは、徳島県の高校入試におけるよくある質問と回答をご紹介します。

高校入試に関する疑問を網羅的に解決できるため、ぜひ参考にしてください。

ボーダーラインは?

ボーダーラインとなる学力は、高校によって実に多様です。そのため、受験勉強を行う際は、志望する高校に合格するためにはどれほどの学力が必要であるかを確かめ、ゴール設定を行った上で勉強に取り組むことが大切です。

ボーダーラインとなる得点が分からない場合は、学校の先生や塾講師に相談した上で、目標設定を行うことを推奨します。

受験日程は?

徳島県公立高校の場合、一般入試は3月初旬に行われ、特色選抜入試は1月初旬〜中旬に行われます。

私立高校の場合は複数日程が設けられているケースもあるため、受験する際は、必ず受験日と願書提出期限を確認した上で余裕を持って準備することを心がけましょう。

私立高校の難易度は?

私立高校の難易度は、高校によって実に多様です。徳島県の中では、徳島文理高校が突出して高い難易度を誇っているため、徳島文理高校を目指す場合は、先述した脇町高校や城東高校にも合格できるレベルの学力が求められるでしょう。

ただし、中には偏差値が50未満とされる私立高校もあります。私立高校受験前の自身の学力と、学びたい内容を鑑みた上で受験校を選ぶのも手段の一つでしょう。

私立高校の倍率は?

徳島県の私立高校の多くは、受験者数や合格者数などを非公開にしているため、正確な数字が分かりません。

ただし、徳島文理高校は倍率を公開しており、実質倍率は1.17とされています。

私立高校の場合は、合格者が公立高校に流れることも踏まえて、多めに合格者を出すことも多いです。そのため、倍率や定員はあまり気にせず、自身の学力とその高校で学べることにフォーカスして受験校を決めることを推奨します。

まとめ

本記事では、徳島県で高校受験対策を行うにあたって、知っておくべき内容や、入試問題の傾向、受験対策として行うべきことなどを網羅的に解説しました。

徳島県の公立高校入試で出題される問題の中には、応用力が求められる問題も多く存在します。そのため、過去問を活用して学習するとともに、自身の苦手な分野をカバーする学習は必要不可欠と言えるでしょう。

また、学力検査の点数だけではなく、内申点も十分に取っておくことも大切です。受験勉強だけではなく、日頃の定期テスト等にも前向きに取り組むことが、高校受験の成功に繋がるのです。

徳島県の四国進学会では、徳島県で受験する上で必要となる学力を効率良く養成するカリキュラムを用いて、生徒のみなさんの学力を最短で高められます。カリキュラムだけではなく、全講師がプロ講師として勤務している社員であるため、非常にレベルの高い授業を受けることが可能です。

中学1〜2年生の段階でも、内申点を高めるためのテスト対策を十分に行える環境を整えているため、受験対策として非常におすすめです。

ぜひ本記事を参考に、効率良く受験対策を行うとともに、学力に不安のある方やさらに高みを目指したい方は、四国進学会にご相談ください。

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