城ノ内中学校の受験対策におすすめの塾は?対策法も解説

徳島県で中高一貫校の受験を検討しているお子様の多くは、受験対策のために通塾しています。

特に、県内上位の中高一貫校である城ノ内中学校の受験生の多くは塾に通っています。保護者様の中には、県内の上位校にお子様を合格させるために、通塾を検討している方がいるのではないでしょうか。

本記事では、城ノ内中学校の概要や入試問題の特徴や対策方法について解説します。また、最後には城ノ内中学校の入試対策としておすすめの塾をご紹介します。城ノ内中学校の入試を検討しているお子様を持つ保護者様は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

城ノ内中学校について

城ノ内中学校は、徳島市にある公立の中高一貫校です。徳島県で初となる公立の中高併設型一貫校であり、グローバル教育など先進的な教育を行っています。

また、学問だけではなく部活動も盛んに行われているため、勉強と部活動の両方を頑張りたいお子様にとっても非常に良い環境が整っています。剣道部や囲碁将棋部などの一部の部活動では、中等部と高等部の生徒が交じって部活動を行うため、年齢の垣根を超えたコミュニケーションができるのも魅力的です。

また、一般的な公立中学よりも早いペースで授業が進むため、大学受験対策を十分に行えます。難関大学に合格したい学生にとって、理想の環境と言えるでしょう。

城ノ内中学校に受かるためのテスト点数の目安

城ノ内中学校に合格するためには、高い基礎学力に加え、出題された問題に対して柔軟に対応できる応用力が必要です。

そのためには、常に小学校のテストで9割以上の点数を取る必要があるでしょう。城ノ内中学校の偏差値は60前後なので、外部の模試でも偏差値60以上を取っておくと安心です。

また、必ず徳島県立中高一貫校の過去問には事前に取り組み、すべての問題を解ける状態にしておきましょう。

城ノ内中学校に受かるために親がすべきこと

我が子を城ノ内中学校に入学させたいと思っている保護者様は多いでしょう。しかし、合格するかどうかは本人の努力次第であり、親として何をしてあげれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

ここからは、我が子を城ノ内中学校に合格させるために、保護者様がするべきことについて解説します。保護者様がやるべきことは、大きく分けて下記の3点です。

城ノ内中学校合格へ向けて親がすべきこと
  • 子どもの勉強環境を整える
  • 家庭の生活習慣を整える
  • 学習計画を立ててあげる

それぞれ順番に解説します。

子どもの勉強環境を整える

保護者様がやるべきことの中で、最も優先順位が高いことはお子様の勉強環境を整えることです。

小学生のお子様の中には、リビングで学習するお子様も多くいるでしょう。子供は、親の目が届く場所のほうが安心する上に、集中力が比較的高まる傾向があるので、無理に子供部屋を確保する必要はありません。

リビングで学習する場合は、学習中はテレビの電源を切ったり、部屋を快適な温度に維持したりといった、集中力を保ちやすい状態にしてあげることが大切です。もし、お子様の部屋がある場合にも、テレビの音量や廊下の足音には十分注意してあげましょう。

家庭の生活習慣を整える

長期間の集中力と体調管理が求められる受験勉強において、生活習慣を整えることは非常に大切です。

小学生のお子様は、保護者様の生活習慣の影響を大きく受けます。保護者様がつい夜更かししてしまったり、朝食を抜いてしまったりすると、お子様も同様に生活習慣が乱れてしまいます。必ず保護者様自身も生活習慣を整え、お子様に模範として見せてあげましょう。

学習計画を立ててあげる

特に、通塾していない小学生の場合、中学受験に向けて何を勉強すれば良いのか分からないお子様が多いです。また、情報の収集方法も分からないことが多いでしょう。そのため、保護者様が積極的に情報を収集して、お子様と一緒に学習計画を立ててあげる必要があります。

城ノ内中学校は公立なので、徳島県立中高一貫校の入試問題が使用されます。書店等で過去問を購入し、傾向や難易度を確認しながら、お子様と一緒に学習計画を立てましょう。

城ノ内中学校の受験問題の特徴

問題の特徴を事前に把握しておくことで、より効率的な学習が可能です。また、前述した通り、城ノ内中学校の入試問題には、徳島県立中高一貫校の県共通の問題が出題されます。

ここからは、城ノ内中学校で用いられる徳島県立中高一貫校の問題傾向について解説します。

徳島県立中高一貫校の問題傾向
  • 文章量が多い
  • 時事問題が出題される傾向がある
  • 適正試験では作文能力が問われる

城ノ内中学校の入試問題の特徴を、それぞれ順番に解説します。

文章量が多い

城ノ内中学校の受験問題は、非常に文章量が多いことが特徴です。小学校で行われるテストに比べて文章量が多いため、慣れていなければ文章を見ただけで圧倒されてしまいます。

また、同時に長い文章を的確に読み取る能力が求められるため、文章量の多い問題への慣れは合格の必須条件と言えるでしょう。

時事問題が出題される傾向がある

城ノ内中学校の入試問題には、時事問題が高い確率で含まれています。そのため、受験勉強だけに取り組んでいても点数が取りにくいです。

各教科の受験勉強を十分に行った上で、ニュースや新聞などに目を通しておくと良いでしょう。

適性検査対策は作文能力が問われる

適性検査では、作文能力が問われます。自分の考えたことを、指定の文字数で言語化する能力が必要になります。

作文能力は、意識して学習をしないと身につけることは非常に難しいです。学校の宿題として課される読書感想文や作文に真摯に取り組み、自分の意見を文章で表現することに慣れておく必要があるでしょう。

城ノ内中学校対策に必要なこと

ここまで解説したように、城ノ内中学校の入学試験は特徴が多いです。そのため、一般的な勉強に加え、城ノ内中学校の入試に最適化した学習が必要になるでしょう。

城ノ内中学校の入試対策としてやっておくべきことは下記の通りです。

城ノ内中学校の入試対策
  • 日々のニュースや新聞に目を通す
  • 全科目の問題演習を行う
  • 国語の長文読解・作文問題になれておく

それぞれ順番に解説します。

日々のニュースや新聞に目を通す

前述の通り、城ノ内中学校の入試問題では時事問題が頻出されます。そのため、必ず日々のニュースや新聞に目を通す習慣を付けましょう。

また、時事問題を知るだけでは入試対策としては不十分です。必ず一つの事件や出来事に対して、自分の意見を伝えたり、習った内容を繋げたりできる必要があります。

保護者様からお子様に向かって、ニュースに対する意見を聞くなどして、日常の中でニュースに対して考える癖を付けておくと良いでしょう。

全科目の問題演習を行う

当然ながら、全科目の問題演習を十分に行う必要があります。問題演習は出題パターンを覚え、応用力を磨くのに必要なものの、小学校では十分な時間が確保されません。そのため、必ず自ら問題演習に取り組む時間を設ける必要があります。

また、城ノ内中学校の入試では、小学校で採用される問題集ではカバーしきれない問題も出題されます。学校の問題集はもちろんのこと、必ず中学受験に特化した問題集や過去問を使って、難易度の高い問題にも取り組んでおきましょう。

国語の長文読解・作文問題に慣れておく

城ノ内中学校の入試問題では、文章量が多い読解問題や作文問題が出題されます。そのため、必ず国語の長文読解や作文問題には注力して取り組む必要があります。

作文問題は自分で丸付けをつけるのが難しいので、保護者様がチェックしてあげましょう。保護者様がチェックすることで、文章が適切であるかや、伝えたいことが的確に伝わる文章になっているかが分かります。

文章力は、自分で書いたものを他人からフィードバックをもらうことで身につきます。そのため、書いた文章を保護者様や塾の先生に見てもらう習慣をつけると良いでしょう。

城ノ内中学校の受験対策におすすめの塾

城ノ内中学校の入試問題の特徴や対策を見て、お子様を塾に入れることを検討されている方は多いのではないでしょうか。塾には、過去の入試問題のデータが揃っており、研究を重ねた講師が授業を行うため、最適で効率的な学習が可能です。

一方で、我が子を数ある塾の中から、どの塾に通わせるべきか悩んでいる方もいるでしょう。ここからは、徳島県で城ノ内中学校の入試対策としておすすめの3つの塾をご紹介します。

四国進学会(シコシン)

四国進学会(シコシン)は、県内屈指の城ノ内中学校への進学実績を誇る進学塾です。

11年連続で、県内トップの合格者数を誇っており、令和4年は定員140名中73名が四国進学会で学んだ生徒でした。徳島市を中心に18校展開している地域密着型の進学塾であり、城ノ内中学校の入試に対する豊富なデータを有しています。

学習効率の高い独自のカリキュラムと、城ノ内中学校の入試に特化した授業で生徒を合格へ導きます。また、授業速度の早い城ノ内中学校の生徒向けのカリキュラムもあり、入学後も引き続き、効率的に学べる環境が揃っているのも強みです。

能開センター

能開センターは全国で教育事業を行っている、ワオ・コーポレーション運営の学習塾です。

受験校の傾向を知る「入試分析会」や、保護者向けの「進学懇談会」などのイベントが多数設けられています。そのため、入試に対する情報が豊富に手に入れられます。もちろん効率的な授業にも定評があり、生徒一人ひとりに寄り添った指導が強みです。

徳島第一ゼミ

徳島第一ゼミはJR徳島駅前にある学習塾です。小学部は全国展開している、「四谷学院」のカリキュラムを利用しており、難関校にも対応できる学力を鍛えられます。

最新の設備を導入しており、快適な学習環境で学べるでしょう。県内だけではなく、県外の中高一貫校への合格実績があるのも強みです。

四国進学会は、長年の入試研究から城ノ内中学校への対策を行います

本記事では、城ノ内中学校の入試問題の特徴や対策方法、おすすめの塾まで解説しました。

城ノ内中学校の合格のためには、効率良く、質の良い指導を受けることが必要不可欠です。小学校の授業だけでは、合格するだけの学力を磨くのは困難でしょう。そのため、受験までの1〜2年間は、城ノ内中学校の傾向を知り尽くした進学塾で効率よく学ぶことをおすすめします。

徳島県の進学塾である「四国進学会」では、城ノ内中学校の受験対策コースを設置しています。11年連続輩出生徒数トップの実績があり、城ノ内中学校の受験に特化した指導を受けられます。また、城ノ内中学校入学後も、進度に合わせた授業を引き続き受けられることも強みです。

城ノ内中学校の入試対策に特化した授業を受けたい方は、お気軽にご相談ください。

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