SSH(スーパーサイエンススクール)とは?取り組み内容や受験対策まで解説

日本には5,000を超える高校があり、特色ある教育課程を持つ高校も少なくありません。特に理数系の分野では、非常に多くの高校が特色ある教育課程を学生に提供しています。

本記事では、文部科学省によって指定され、理数科目において高い水準の教育を行う、SSH(スーパーサイエンススクール)について解説します。

徳島県のSSHである、「脇町高校」と「城南高校」で行われている取り組みや、そのほかの徳島県のSSHに指定された学校を紹介するとともに、徳島県のSSH指定校の1つである脇町高校対策についても解説します。

高いレベルで理数科目を学びたいお子様や、脇町高校の受験を考えているお子様を持つ方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

SSH(スーパーサイエンススクール)とは

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、文部科学省によって指定された、理数科目において先進的な授業を行う高校のことです。

SSHは科学技術分野において、グローバルに活躍する人材を求めて作られた高校です。一度指定されたら最長5年間は支援を受けられ、毎年30校程度が新たに追加されています。

SSHに指定された高校では、本来の理数系科目における学習指導要領の範囲に留まらず、大学との共同研究や、より実践的な授業を展開します。

また、従来の予算とは別枠でJST(科学技術振興機構)から予算が出るため、SSHの生徒はより充実した環境下で学習でき、高校から大学レベルの学習を行えることも珍しくありません。

SSH(スーパーサイエンススクール)基礎枠について

SSHは、大きく分けて「基礎枠」と「科学技術人材育成重点枠」の2種類があります。さらに、基礎枠には大きく分けて下記の2つの型があります。

SSHの基礎枠の型
  • 開発・実践型
  • 先導的改革型

それぞれ順番に解説します。

開発・実践型

開発・実践型は、SSHとして最もオーソドックスな型です。

開発型のSSHでは、新規性のある教育課程等の研究開発を実施します。そのため、具体的な実践や研究よりも、新しいカリキュラムで学習することによって、理数系の高い能力を身に付けることが代表的な目的です。初めてSSHに選ばれた高校は、開発型として指定されます。

一方で、実践型は開発型で開発された教育課程等を用いて、実践的な研究開発を実施します。実践型に指定されるには、5年間開発型のSSHとして指定された実績が必要です。

両者ともに新たな理数系の教育過程で学習し、より科学技術の分野に精通した人材を育てることに特化しています。

先導的改革型

先導的改革型は、SSHとして、過去に4回以上選ばれた学校のみ認められるSSHの型です。

先導的改革型では、学校自らが科学技術人材育成における課題を設定し、その課題に取り組みます。そして、課題の解決とともに、先進的な科学技術人材育成の教育課程を広める役割を担っていることが特徴です。

開発・実践型よりも、より学校内で高度なことが求められる上に、同時に他の学校の先頭に立って科学技術人材育成に貢献する必要があります。

SSH(スーパーサイエンススクール)科学技術人材育成重点枠について

SSHには、上述の基礎枠に対して「科学技術人材育成重点枠」という枠があります。

科学技術人材育成重点枠の採用校では、基礎枠の取り組みを行った上で、さらに高度な取り組みを行います。科学技術人材育成重点枠で行われる代表的な取り組みは下記の通りです。

科学技術人材育成重点枠の代表的な取り組み
  • 高大接続による一貫した理数系トップレべル人材育成プロセスの開発・実証【高大接続枠】
  • 広域連携【広域連携枠】
  • 海外連携【海外連携枠】
  • 地球規模問題に関わる社会との共創【地球規模の社会との共創枠】

いずれにしても、学内に留まらず、自治体や研究機関、海外と連携を取りながら科学技術人材を育成する教育課程となっています。

SSH(スーパーサイエンススクール)独自の取り組み

SSHでは、他の高校と比べて理数系の分野において独自の取り組みを行っています。

ここでは、徳島県でSSHに指定されている「脇町高校」と「城南高校」についてご紹介します。

脇町高校のSSHとしての取り組み

脇町高校では、地方でIoTやAIを駆使して、未来を創造できる科学技術人材の育成に力を入れています。

特に、政府から発表されている「Society5.0」の時代で活躍できる人材育成を行っています。Society5.0とは、情報社会に続くサイバー空間とフィジカル空間の融合がなされる時代区分のことです。

215名の有識者を招いた中でのオンライン発表会を行うなど、外部と連携を取りながら科学技術人材の育成に力を入れています。

城南高校のSSHとしての取り組み

城南高校では、大学レベルの実験や研究機関での取り組みに触れることで、より科学技術分野に興味を示す人材を増やす取り組みをしています。実際に、鳴門教育大学や徳島文理大学への積極的な講義参加などを行い、高校生の段階から高いレベルの研究に触れられる環境を整えています。

また、積極的に外部研究機関の見学を行ったり、科学コンテストなどの出場機会が設けられたりと、科学技術分野に興味を示す生徒に多くのチャンスを提供していることが大きな特徴です。

徳島県のSSH(スーパーサイエンススクール)一覧

ここまで、SSHの概要や取り組みについて解説しました。ここで、徳島県の中でSSHに指定されている学校を見てみましょう。徳島県でSSHに指定されている学校と、枠や型については下記の通りです。

徳島県のSSH一覧
  • 徳島県立脇町高等学校:基礎枠 実践型
  • 城南高等学校:基礎枠 実践型
  • 徳島科学技術高等学校 :基礎枠 実践型
  • 富岡西高等学校:基礎枠 開発型

2022年2月時点において、徳島県では上記の高校がSSHとして指定されています。

それぞれ独自のテーマや取り組みを行っており、異なる特色を持っています。そのため、SSHに興味がある場合は、すべての学校の取り組みを確認して比較すると良いでしょう。

徳島県の学習塾「四国進学会」ではSSHの脇町高校の対策ができます

徳島県の学習塾「四国進学会」では、SSHに指定されている脇町高校の対策が可能です。四国進学会では、映像授業による受講生を除いても累計1,604人の合格者を輩出しており、多くの生徒の脇町高校合格をサポートしてきました。

ここからは、長年脇町高校に生徒を輩出した四国進学会の目線と実績から、下記の内容について解説をします。

  • 脇町高校の概要
  • 脇町高校を受験した方が良いお子様の特徴
  • 脇町高校の受験対策ポイント

それぞれ順番に見ていきましょう。

脇町高校の概要

脇町高校は、文武両道を重視した校風です。学問で高い成果を収めているだけではなく、部活動でも女子ソフトテニス部や陸上部、各種文化部が非常に優秀な成績を収めています。また、課外活動として人権教育なども盛んに行われており、幅広い視野や表現力を養えます。

毎年国公立大学への進学実績を挙げており、徳島大学を始めとした四国・関西の国公立大学への進学者が多いのも特徴です。

また、前述したようにSSHに指定されており、時代を先取りしたIoTとAIを扱う人材教育にも力を入れています。実に多様な観点から学ぶ機会を得られる高校と言えるでしょう。

脇町高校を受験したほうが良いお子様の特徴

上述したように、脇町高校の校風では文武両道を重んじています。そのため、学業だけではなく、部活動などの課外活動も頑張りたいというお子様に向いているでしょう。特に、女子ソフトテニス部や陸上部、水泳部、各種文化部は全国大会出場経験があるため、文武両道の高校生活を歩むのには相応しい高校です。

また、SSHに指定されているため、理系の分野に興味があるお子様におすすめです。将来の夢が研究職やIT関係の職業の場合は、脇町高校で高いレベルの関連知識を得られるため、入学することで夢に大きく近づけるでしょう。

脇町高校の受験対策のポイント

脇町高校は県立高校のため、受験問題は徳島県の公立入試問題になります。そのため、徳島県の公立入試問題の傾向を掴むことが非常に大切なポイントになります。

徳島県の公立入試問題の各教科の傾向は下記の通りです。

徳島県の公立入試問題の傾向
  • 国語:広い分野の問題が出題される。200~300字の作文問題が頻出
  • 数学:配点の4割が小問集合。図形の証明問題が高得点のカギ
  • 英語:長文読解の配点率が高い。英文を読むスピードが求められる
  • 社会:資料の読み取りや年代並び変え問題など、単なる暗記では解けない問題が出題される。
  • 理科:全分野がまんべんなく出題されるため、全体的に理解を深めておく必要あり

徳島県の進学塾「四国進学会」では、長年徳島県の公立入試を研究した上で、最適化された授業を提供しています。

また、「脇町高校対策コース」では、脇町高校に合格するための高い学力を身に着けるカリキュラムでお子様を合格に導きます。脇町高校の受験を考えている方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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